キャッシングのまとめ

キャッシングの勉強用としてキャッシングに関することや金融の知識に関することをまとめています。

レディースキャッシングを利用するなら銀行カードローンがおすすめ

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最近は、クレジットカードの支払いや、生活費の補填として、女性の方でもキャッシングを利用するケースが増えてきました。

それに伴って、大手の消費者金融各社は、「レディースキャッシング」という、女性専用のキャッシングサービスを提供し始めています。

しかし、女性専用のキャッシングと、一般的な普通のキャッシングを比較すると、実はサービス内容に違いはありません。

唯一の違いは、「女性オペレーターが対応する」という点です。

審査の際は、申込はインターネットでできますが、本人確認の際や、仮審査通過後に審査担当から電話で連絡があります。

その電話が女性がしてくれるということです。

もちろん、大手の消費者金融の場合は、ほとんどが女性オペレーターですし、男性オペレーターでも信頼できるので、そこまで心配は無いかもしれませんが、女性の方が安心という方は多いと思います。

しかし、普通のキャッシングとの違いは、オペレーターが女性という点だけなので、普通に借入する点では、特に他にメリットはありません。

例えば、プロミスの女性専用のキャッシングである「プロミスレディースキャッシング」を利用すると、金利も17.8%のままですし、返済方法や、借入の方法はプロミスと全く同じです。

そう考えると、レディースキャッシングを利用するよりも、銀行のカードローンを利用した方が、女性にとっては安心感もありますし、金利も低くておトクだと言えます。

銀行のカードローンのメリット

女性の方が銀行のカードローンを利用するメリットはいくつもあります。

ここでは銀行カードローンのメリットを紹介して行きます。

安心感が違う

まずは、やはり「消費者金融」ではなく「銀行」のカードローンということで、安心感が違います。

消費者金融はどうしてもまだサラ金というイメージが抜けないですけど、銀行なら教育ローンや自動車ローンなど、様々なローン商品がある中の一つがカードローンという位置づけなので、主婦の方でも利用しやすく女性の方にとても人気があります。

これは銀行で借りるということに対する抵抗の方が少ないということと、銀行なので無理な取り立てなどがないという安心感、そして消費者金融と比べて圧倒的に低金利で借入できるというメリットがあるからだと思います。

金利が低い

銀行のカードローンは、消費者金融のカードローンと比較すると金利がかなり低めに設定されています。

一般的な消費者金融の金利は、上限で18.0%とされています。これは利息上限法で定められた上限金利で、10万円以下なら20%、10万円以上100万円未満なら18.0%、100万円以上なら15.0%以下としなければいけない法律があるため、消費者金融はこの金利の上限金利を適用して貸付をおこなっています。

銀行は、貸金業法に基づいて営業していないため、利息上限法も関係ありません。独自の基準金利を設け、それに応じた金利で貸付を行います。

なので、銀行によって金利は異なりますが、一般的な銀行カードローンは、上限14.0%〜14.5%程度で貸付を行っているところが多いです。

消費者金融と比較すると、約4%程低い金利で借入できるため、今後の返済の負担のことを考えると、銀行のカードローンの方が利息の負担が少なくおトクです。

総量規制対象外

女性の方で、専業主婦の方は、総量規制によって消費者金融のレディースキャッシングで借入することができません。

総量規制については詳しくは「貸金業法のまとめ〜総量規制の仕組み・対象外の借入・抜け道など〜」で解説しているので、そちらをご覧下さい。

ここでは簡単に説明すると、総量規制とは、貸金業者で年収の3分の1を超える借入ができなくなったという法律です。

そのため、専業主婦の方は消費者金融からは1円も借入することができません。

ですが、銀行は総量規制とは関係がないため、総量規制対象外で借入することができます。

なので、専業主婦の方は、消費者金融ではなく、銀行カードローンで借入をするしかないということです。

キャッシュカードで借入できる

銀行カードローンのもう一つの大きなメリットとしては、三菱東京UFJ銀行バンクイックや、三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローンなど、大手の銀行のカードローンは、キャッシュカードを使って借入や返済ができるということです。

消費者金融で借入すると、専用のローンカードが発行されて、そのカードを使って借入・返済を行います。

そのため、新たにカードが一つ増えるため、家族にバレないように保管をしたりすることが面倒という方も多いです。

しかし、大手銀行のカードローンであれば、キャッシュカードがそのままローンカードとなって利用できるようになり、その銀行のATMで借入・返済を行うことができるため、端から見てもキャッシングしているとはわかりませんし、家族にバレる心配もありません。

主婦の方でキャッシングを使う方などは、絶対に他の人や旦那にバレたくないという方が多いため、そういった方にも銀行のカードローンはおすすめできます。

 

以上が銀行のカードローンのメリットです。レディースキャッシングを利用するよりも銀行カードローンを利用した方が安心感も様々なメリットもあるため、女性の方でキャッシングの利用を考えている方は、銀行のカードローンを選ぶようにしましょう。

家族にバレないようにキャッシングする方法

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キャッシングのイメージは、一昔前に比べると大分改善はされてきましたが、昔は「サラ金」というイメージが強く、借りることに対して凄く嫌悪感を示す人が多いサービスでした。

未だにそのイメージは根強く残っていて、家族にキャッシングでお金を借りたとか、友人にキャッシングでお金を借りたなどを面と向かって話せる人は少ないと思います。

実際に考えてみると、キャッシングの利用人口は1,200万人と言われていて、身近にも必ずキャッシングを利用している人はいるはずなのですが、中々自分から言う人がいないので、わからないですね。

ですが、キャッシング業者側もそういったイメージは自覚していて、キャッシングを利用する場合に、今はほとんど誰にもバレずに借入することが可能になっています。

しかし、方法は少し複雑で、何も知らないまま申込をしてしまうと、うっかりローンカードが郵送で自宅に届いてしまい、家族に見られてバレてしまうなどの事態が起きてしまいます。

ここでは、家族にバレないようにキャッシングするために気をつけなければいけないことと、バレずに借入する方法を紹介して行きます。

是非参考にして下さい。

キャッシング家族にバレてしまうケース

銀行の口座にお金が入金される

キャッシングが家族にバレてしまうケースで一番多いのは、預金口座への入金によってバレるケースです。

キャッシングは基本的に全て振り込み融資になっているので、普通に申込をすると、審査に通過したら、指定した口座に振込で入金が行われてしまうため、通帳記入するとわかっていまいます。

郵送物でバレる

口座入金以外で家族にバレる可能性が高いのは、郵送物です。

キャッシングは、ローンカードが発行されて、そのカードを使って提携ATMなどで借入・返済ができるようになっています。

そして、そのローンカードは基本的に郵送で送られてきます。

郵送の際の宛名は、一応は消費者金融とはバレないように名前を変えて送ってきてくれます。

例えば、プロミスなら「パルセンター」アコムなら「ACサービスセンター」などです。

しかし、もし家族が不思議に思って、yahooなどで、名前を検索すると、一発で消費者金融であるということがバレてしまいます。

ローンカードが見つかる

キャッシングを利用した際のローンカードを財布などに入れていて見つかるパターンです。

ローンカードは最近の消費者金融のローンカードは、ぱっと見キャッシュカードと区別がつかないようなキレイなデザインになってはいますが、名前を見られるとバレてしまいます。

カードは絶対わからないように常に手元に置いておくか、家族にバレないような場所に保管しておくしかありません。

家族にバレずにキャッシングする方法

上記が主にキャッシングをしていることが家族にバレてしまうケースですが、バレないように工夫して借入することは可能です。

審査に通過したら、無人契約機に行ってカードを発行すればOK

あまり知られていないのですが、消費者金融のキャッシングは、インターネットで審査を済ませた後、無人契約機で契約手続きを行うことができます。

インターネットで審査を済ませたのにわざわざ無人契約機に行くのは面倒だと思うかもしれませんが、これには大きなメリットがあります。

それは、

  • 銀行の口座にお金が入金される
  • 郵送物が届く

この2つの家族にバレる原因を解消することができるというメリットです。

契約手続きを無人契約機で行うと、その場でローンカードを発行できるようになるため、まず、ローンカードが郵送で届くということがなくなります。

そして、融資を受ける方法が、振込融資ではなくて、契約機で発行したローンカードで、併設ATMや、コンビニの提携ATMでお金を引き出しできるようになります。

カードでお金を引き出すため、銀行の口座に入金されないため、通帳記入をしてもバレることはありません。

通帳に関しては、家族にバレないように別の銀行口座を作ることも可能ですが、そうすると、時間も手間もかかりますし、その口座がバレると不審に思われてしまうため、口座を使わずに、借入・返済できるに越したことはありません。

このように、契約手続きを無人契約機で終わらせることで、郵送物の問題も、口座への入金の問題もクリアできるため、家族にバレずに借入することができます。

どこのキャッシングを利用すれば良いか?

無人契約機があるキャッシングを利用すれば、家族にバレずに借入できるという話をしましたが、消費者金融によって、利用できる無人契約機の数が全然違うため、利便性に大きな差がでてきます。

無人契約機の数だけで言うなら、アコムの「むじんくん」は全国に数多く設置されているため、利便性が高いですが、プロミスの場合、プロミスの無人契約機以外にも、三井住友銀行の支店内にあるローン契約機でプロミスのローンカードを発行することができるようになっています。

消費者金融の無人契約機に入ることが、周りの目が気になってできないという方でも、銀行のローン契約機で契約できることで、ハードルが大きく下がるうえ、数もかなりの数があるので、プロミスが最も利便性が高いと言えます。

モビットもプロミスと同じ三井住友銀行グループで、三井住友銀行のローン契約機を利用できるため、利便性は高いのですが、モビット自体の無人契約機は少なめです。

ノーローンとレイクは、共にレイクの無人契約機を使ってローンカードの発行ができます。どちらも同じ新生銀行グループなので、レイクの無人契約機をノーローンも利用できるようになっているのですが、数はアコムやプロミスと比べると少ないです。

ただ、数が少なくても、自宅からたまたま近いというケースもあると思うので、自宅の近くに無人契約機があるキャッシングを選ぶのが一番手軽で家族にバレず借入できる方法なので、上記の方法でキャッシングの申込をしてみましょう。

在籍確認なしでキャッシングはできるの?大手消費者金融に確認してみた

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キャッシングやクレジットカードの審査では必ず在籍確認が行われます。

この在籍確認が人によっては嫌で申込をためらう方も多いようです。

在籍確認は基本的には必ず電話で行われるため、勤務している会社に直接審査担当から連絡がかかってきます。

電話では、審査担当者の個人名で連絡があり、キャッシングの審査に関する内容は一切言ってはいけないようになっているため、例え電話ででることができなかったとしても会社側にキャッシングの申込をしているということがバレることはありません。

電話の流れは下記のように進みます。

在籍確認の電話の流れ

審査担当 : 「もしもし、○○と申しますが、△△(借入申込者)さんはいらっしゃいますか?」

受付 : 「申し訳ございません、△△は只今席を外して(外出して)います。」

審査担当 : 「そうですか、それではまた後ほど改めておかけします。」

このように、会社にいれば電話に出て、審査の方と話すことになりますが、会社にいなくても、「外出している」「席を外している」という言葉で、在籍していることが確認できるため、在籍確認は認められます。

しかし、中には会社に全く電話がかかってくることがない職種の方もいらっしゃると思います。

そういった方は、会社に電話があることで何かの審査ではと怪しまれることもありますし、派遣社員の方など、所属している職場と勤務している職場が違う場合に、在籍確認の電話で、派遣元の社員に「会社には△△という人物はおりません」と返答され、在籍確認ができなかったというケースもあるようです。

その場合は、もちろん審査に落ちてしまいますが、実は、一部のキャッシング業者は、電話の在籍確認ではなくても、書類による在籍確認を認めてくれる業者があるということがわかりました。

実際に電話で聞いてみたので、下記で書類で在籍確認を認めてくれる業者を紹介します。

在籍確認を書類の提出で認めてくれる業者

  • プロミス

SMBCコンシューマファイナンス プロミスは、書類の提出で在籍確認を認めてくれる唯一の業者です。

その書類の提出方法も簡単で、郵送やFAXではなく、社員証や源泉徴収票など、会社に所属しているものがわかる書類を、携帯電話で撮影して、そのデータをプロミスが指定するURLでWEBアップロードすればOKです。

メールに添付して送るという方法もあります。

この方法で在籍確認を認めてくれるため、会社には電話がかかってこないので、電話による在籍確認を避けたいという方におすすめです。

ただし、条件としては、「小額の借入の場合」とされています。消費者金融は、50万円以上の申込になると所得証明書の提出を義務づけられるなど、審査の基準が変るため、この場合はプロミスでも書類の提出で在籍確認は認めてくれません。

申込する際は、借入枠を10万円にするなど必要最低限の金額で申込するようにしましょう。

審査結果によっては書類で認めてくれる業者

  • モビット
  • ノーローン
  • アイフル
  • レイク

モビット、ノーローン、アイフル、レイクは、審査結果によっては書類の提出で認めてくれるケースもあります。

これは可能性があるという話なので、確実に書類の提出で在籍確認を認めてくれるわけではないですし、審査の結果、やはり電話で在籍確認を行いますという話になる場合ももちろんあります。

すでにプロミスを利用している方は、上記の4社で申込するしかありませんが、確実に書類の提出で在籍確認を行いたい場合は、プロミスで申込した方がいいです。

書類の提出では在籍確認を認めてくれない業者

  • アコム

アコムは、小額の借入だろうと、書類の提出で在籍確認を認めてくれることはありません。必ず電話連絡で職場に在籍確認が行われます。

書類の提出で在籍確認を済ませたいと思っている方は、アコムでは不可能なので、アコム以外で申込するようにしましょう。

在籍確認の落とし穴

在籍確認は、電話か書類の提出で終わらせることができるのですが、電話連絡になった場合、思わぬ落とし穴があります。

それは、「在籍確認が終わらないと融資を受けることができない」ということです。

これは、即日融資を希望している方にとってはとても重要な話で、いくら即日融資に対応しているキャッシング業者だったとしても、会社が休みなどで電話で在籍確認を済ませることができなければ、その日の内に借入することはできないのです。

例えば、アコムは即日融資にも対応していますが、土日に申込をした場合、仮審査に通過すると次は必ず在籍確認が行われます。

しかし、土日で会社が休みで職場に誰もいなければ、在籍確認を済ませることができません。

直接会社に行って電話に出ることができるなら可能なのですが、それもできない場合は、会社の翌営業日に再び在籍確認を行って、それが終わってから融資となります。

これは、モビットやノーローン、アイフル、レイクの場合も同じです。

もし土日祝日など会社の休業日に申込をして、仮審査の結果、電話で在籍確認が必要ですと言われたら、電話に出ることができなければ即日融資を受けることはできません。

なので、キャッシングを利用する方は、いつまでにお金が必要なのかを考えて、在籍確認が足を引っ張らないように、前もって借り入れ申込をすることが重要です。

どうしても急にお金が必要で、当日中に融資を受けたいという方は、最も即日融資を受けやすいプロミスが一番おすすめできます。

個人事業主でも借入できる総量規制対象外のキャッシング

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キャッシングは、通常、毎月給与をもらって企業で働いているサラリーマンの方に比べて、個人事業主の方は審査の通りにくいと言われています。

理由としては、個人事業主の方は、企業に勤めているサラリーマンの方よりも、収入が安定しないこと、事業の実態が掴みにくいこと、確定申告を赤字申告、もしくは0円申告をしている方が多いということが挙げられます。

個人事業主の方でも、毎年きちんと利益が出ていて、収入がある状態で、確定申告もきちんとしている方であれば、借入はそこまで難しいことはありませんが、そういった方は実際少ないのではないでしょうか。

特に、個人事業主でキャッシングの利用を検討している方は、キャッシュフローに困っていて、給与や各種の支払いが難しい状態にある方がほとんどでしょう。

ここでは、個人事業主の方がキャッシングを利用する方法と、個人事業主の方でも総量規制対象外で借入できるカードローンを紹介します。

毎年黒字で確定申告をしている場合

個人事業主の方で、毎年きちんと黒字で、収入を得ている方に関しては、総消費者金融から借入することができます。

総量規制についてご存知でない方は、「貸金業法のまとめ〜総量規制の仕組み・対象外の借入・抜け道など〜 」というページで総量規制について詳しく紹介しているためそちらをご覧下さい。

収入がある方は、消費者金融や信販会社で、収入の3分の1を上限として借入することが可能ですので、確定申告書を確認して、収入の3分の1を超えない範囲で借入申込をしましょう。

ただし、一点注意が必要なのは、総量規制の対象内でも、個人事業主の方は審査に落ちる可能性があります。

これは、消費者金融によって異なるのですが、消費者金融は、個人事業の業績に関する審査のノウハウがあまり無いため、収入に問題が無い場合でも、個人事業主に関しては審査を慎重に行う傾向があります。

そのため、50万円以内または合計の借入金額が100万円を超えない借入に関しては、本来所得証明書の提出は不要なのですが、自営業者の申込の場合は小額の借入申込でも、確定申告書の写しなどの所得証明書の提出を求められる場合があります。

また、仮審査に通過した後に、電話で色々業種などについて聞かれることになるのですが、その際に事業を営んでいることがわかるHPなどを聞かれることもあるようです。

実際に、アコムで仮審査には通過したのに、電話で会社のHPを聞かれて、HPは持っていないと回答したことで審査に落ちたという方もいらっしゃるようです。

なので、確定申告書の写しを出せない方で、HPを持っていない方は、消費者金融からの借入は厳しいと思っていた方が良いかもしれません。

その方はその後プロミスで審査に通過したようですが、同じ大手の消費者金融でも個人事業主の場合は審査の流れに違いがあるということです。

個人事業主の方で、確定申告書やHPを提出できない場合は、プロミスに申込するか、下記で紹介する、総量規制対象外のカードローンを利用するようにしましょう。

0円申告または赤字申告の場合

個人事業主の方で、0円申告で確定申告をしている方、または赤字申告をしている方は、総量規制によって消費者金融や信販会社から借入することができません。

そのため、総量規制対象外のカードローンで借入申込をすることとなります。

総量規制対象外のカードローンと言えば、一般的には銀行カードローンのことを指すのですが、個人事業主の方の場合は、総量規制の例外貸付となるため、実は消費者金融や信販会社でも総量規制の対象外で借入することが可能です。

しかし、収入が無い場合は、消費者金融や銀行カードローンで借入することはほぼ不可能なので、銀行カードローンを利用することはおすすめできません。

個人事業主の方が最も借入できる可能性が高いのは、事業者向けローン、いわゆるビジネスローンです。

事業者向けのローンは、アコムやプロミスなど、大手の消費者金融とは異なり、貸付の対象が主に自営業者です。

上記でアコムなど大手の消費者金融が、個人事業主の方への貸付に積極的ではないという話をしましたが、それの原因として、個人事業主の方の審査ノウハウが無いという事が挙げられます。

しかし、事業者向けローンであれば、全ての顧客が、個人事業主または会社経営者の方となるため、事業者向けの審査ノウハウが豊富で、返済能力の有無を正確に判断してくれます。(注 : 会社経営者の方は総量規制対象外にはなりません。)

そのため、個人事業主の方で、仮に前年度が赤字決算だったとしても、今後の事業計画で、売上が伸び、返済が可能であるということが証明できれば、事業者向けローンの場合は高額の借入でも可能となります。

大手のビジネスローンである、ビジネクストや、オリックスクラブカードは、最大で500万円〜1,000万円の融資も可能なので、給与の支払いなどの運転資金として借入することが可能です。

ビジネスローンのデメリット

個人事業主の方でも高額の借入が可能なビジネスローンですが、デメリットが一つあります。

それは、申込の際に提出する書類が多いという点です。

一般向けの消費者金融では、申込に必要な書類は、本人確認書類と、書類で在籍確認が行える消費者金融に関しては、在籍確認ができる書類、また借入金額によっては所得証明書が必要となります。

ビジネスローンの場合は、確定申告書などの所得証明書の提出は必須で、更に事業計画書・収支計画書が必要となるため、現在計画書を作成していない場合は、事業計画書の作成に時間が取られることとなります。

すでに銀行などの融資申込で計画書を作成していた場合はそれを提出すれば問題ないので、時間は取られませんが、提出書類が多いため、準備に時間がかかってしまうということが大きなデメリットとなるでしょう。

ですが、デメリットはそれくらいで、個人事業主の方がお金を借りると考えた時、ビジネスローンは個人事業主の味方となってくれることは間違いありません。

専業主婦がキャッシングを利用する際の注意点

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キャッシングは以前は女性にとって敷居が高く、取り立てなどの不安もあることから、女性にあまり利用されていませんでしたが、最近は、大手の消費者金融は銀行の傘下に入った事や、銀行が一般消費者向けのカードローンに力を入れ出したこともあって、女性の方のキャッシングの利用が増えています。

また、クレジットカードが普及されたことにより、高額の商品でも気軽に買い物ができるようになったという背景もあります。

クレジットカードを使い過ぎたせいで、生活費が足りなくなったり、クレジットカードの支払いができないという理由でのキャッシングの利用が過半数を占めるというデータも出ています。

また、最近は高額の商品をクレジットカードではなく、カードローンを契約して借入して購入するという方も増えているようです。

(参考 : 消費者ローン利用者・利用経験者の借入に関する意識調査 )

こういった現状は、専業主婦の方も例外ではなく、ついつい買い物をし過ぎたり、生活費の補填を目的としてキャッシングを利用する専業主婦の方は多数います。

しかし、2010年に貸金業法によって総量規制が定められたことで、専業主婦の方がキャッシングを利用することが非常に難しくなりました。

総量規制については、詳しくは下記のページで説明しています。

cashing-matome.hatenablog.jp

 ここでは簡単に説明すると、総量規制によって年収の3分の1以上の借入ができなくなったため、所得が無い専業主婦の方は消費者金融から1円もお金を借入することができなくなってしまいました。

これは法律で定められているため、絶対に専業主婦の方が消費者金融で借入することはできません。

総量規制の例外貸付として、配偶者を含めた年収で貸付することも可能なのですが、それでは旦那の名義で借入することと同義になるため、今は消費者金融は専業主婦の方の申込自体を受け付けていません。

これは消費者金融に限らず、信販会社など、いわゆるノンバンクと言われる業者は全て適用され、クレジットカードのキャッシング枠も該当します。

この総量規制によって、専業主婦の方はお金を借入することが非常に難しくなったのですが、実は全く借り入れができないという訳ではなく、銀行のカードローンは専業主婦でも借入できるケースがあります。

銀行カードローンは総量規制の対象外

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、銀行や信用金庫など、金融機関のカードローンは総量規制対象外で借入することができます。

先ほどの総量規制は、貸金業法で定められたものなので、消費者金融や信販会社など、貸金業法に基づいて営業している業者は守る必要がありますが、銀行は銀行法に基づいて融資を行うため、総量規制とは関係がない貸付となっています。

そのため、専業主婦の方でも、銀行の独自の審査で融資が可能と判断されれば、借入することができるのです。

ただ、注意が必要なのは、銀行は独自審査で融資の可否を判断するため、消費者金融のように、「総量規制の対象内であれば貸付する」というスタンスは取っていません。

そのため、専業主婦への貸付は不可としている銀行や信用金庫はたくさんあります。

(パート・アルバイトをしている主婦の方なら貸付OK)

なので、専業主婦の方でキャッシングを希望されている方は、銀行の中で、更に専業主婦への貸付を積極的に行っているカードローンを選ぶ必要があります。

大手の銀行の中で、専業主婦でも借入がOKと言われている金融機関は下記の銀行です。

以上の銀行カードローンは、専業主婦の方でも借入可としています。

申込時に旦那さんに保証人になってもらう必要もないため、家族にバレずに借入できるカードローンですので、専業主婦の方で、旦那さんに内緒で借入を希望している方は、上記の銀行カードローンを利用することで安全に借入することが可能です。