キャッシングする前に抑えておきたいキャッシングの知識

キャッシングを利用する前に知っておいた方が良い知識についてまとめました。

リボ払いや、ショッピングローン、キャッシングなど借入には様々な方法がありますが、、それぞれの返済方式は異なり、総支払額も変わってきます。

キャッシングの返済方式は、主に「残高スライド元利定額リボルビング方式」が採用されています。

「残高スライド元利定額リボルビング方式」とは、元金＋利息の合計残高で、月々の返済額が変動していく返済方式です。

「残高スライド元利定額リボルビング方式」のメリットは、残高と利息の合計金額から返済額が算定されるため、確実に残高を減らしていけるというメリットがあります。

逆に、デメリットとして、返済初期の返済額が高額になること、債務残高が減るに連れ、元金の支払額も減るため返済期間が伸びてしまうということです。

ある程度元金が減ってきたら、一括返済も検討して、早く完済できるよう工夫しましょう。

返済方式については、キャッシング・ローンの返済方式まとめで詳しく紹介しています。

消費者金融の審査は基本的には自動審査です。(借入金額による)

WEB上で申し込みをして、名前や住所、年収や勤務先を元に自動で貸付可能かの仮審査が行われ、その後、本人確認書類などを提出し、本審査が行われます。

消費者金融での借入の場合は総量規制を超えていないかどうかもチェックされます。

総量規制とは、過度の借入状態を防ぐため、年収の3分の1以上の借入ができないようにした規制です。

消費者金融でのキャッシングは、総量規制の対象となるため、信用情報を照らし合わせ、他の借入が無いか、その借入の合計が年収の3分の1以上無いかどうかを見られます。

審査の際に、この総量規制を超えていないかどうか確認されますが、全ての借入が総量規制の対象となっているわけではありません。

総量規制の対象の借入については、貸金業法のまとめ～総量規制の仕組み・例外・抜け道など～で詳しく紹介しています。

消費者金融と銀行系のカードローンの審査についてですが、一般的に銀行の方が審査が厳しいと思われがちですが、実際はそうではありません。

まず、消費者金融は、総量規制により貸付が制限されていますが、銀行のカードローンは総量規制の対象外です。

他に借入があった場合、それが年収の3分の1を超えていたら消費者金融では無条件で借入不可能ですが、銀行の場合はきちんと返済できると判断されれば借入することが可能です。なので、所得がない専業主婦でも金額によっては借入することができるのが銀行のカードローンです。

収入証明書も、消費者金融では50万円以上の借入の場合は必ず提出しなければいけませんが、銀行の場合は100万円以上、中には300万円までの借入まで収入証明書が不要と謳っている銀行もあります。

また、銀行のカードローンの審査ですが、実は銀行のカードローンの審査は消費者金融に丸投げしています。三菱東京UFJ銀行ならアコムに、三井住友銀行なら、SMBCコンシューマーファイナンスプロミス、モビットなど、提携している消費者金融に審査を投げている状態です。

つまり、銀行のカードローンので借入する場合、

というメリットがあり、なおかつ、審査は消費者金融が行うため、銀行のカードローンの方が消費者金融よりも条件が良いのです。

では消費者金融を使わずに銀行のカードローンを利用すれば良いという話になりますが、消費者金融にもメリットはあります。

それは、以下のメリットです。

消費者金融は、初回の借入から一定期間無利息で貸付してくれる業者があります。

無利息期間内に返済すれば利息を支払わなくて良いですし、分割返済になったとしても一定期間分の利息は支払わなくて良いため、多少おトクです。

消費者金融の審査は非常にシステムが整備されていて、上記で説明したように高額の借入でなければ、今はほとんど自動審査です。

そして、その日の内に指定口座へ振り込んでくれる即日振込サービスや、自動契約機にいく事で即日でカード発行してくれる即日融資サービスもあるため、急ぎの方にとってはありがたいサービスです。

銀行の場合は、即日融資とは条件を満たしていないと難しいケースが多いため、急ぎで小額の借入が必要という場合は消費者金融の方がスピーディで便利なのです。

各消費者金融の返済方法もあらかじめ知っておきたい情報です。

などを見比べて、自身が住んでいる場所ならどこの消費者金融からキャッシングするのが一番良いか判断しましょう。

以上、キャッシングをする前に知っておきたい知識のまとめでした。