キャッシングのまとめ

キャッシングの勉強用としてキャッシングに関することや金融の知識に関することをまとめています。

総量規制対象外で借入するならおまとめローン・借換ローンがおすすめ

http://www.flickr.com/photos/126278138@N03/17309480255

photo by pictures of money

消費者金融からお金を借りる時、総量規制がネックとなってお金が借入できないことがあります。

総量規制とは、年収の3分の1を上限とした金額しか借入できないという貸金業法で定められた規制で、すでに複数の消費者金融から借入がある方は、総量規制によって新規で借入ができない状態になってしまいました。

その際に、総量規制対象外で借入できるカードローンを探す方が増え、銀行カードローンで借入申込をするという方が増えています。

銀行カードローンは総量規制対象外と言われていますが、なぜ対象外なのかというと、総量規制自体が貸金業法で定められているため、いわゆるノンバンクにのみ適用される法律となっていて、銀行は貸金業法ではなく、銀行法に基づいて融資が行われるため、総量規制の対象外というよりも、総量規制は関係がない借入になります。

総量規制とは関係ない借入なので、すでに総量規制の上限まで借入している方でも借入できると、多重債務の方が銀行カードローンに新規借入を申込するケースが多いのですが、多くの方が審査に落ちているのが現状です。

これは、多くのサイトで、総量規制対象外でも借入できるのは銀行カードローンだと紹介していることが原因なのですが、実際、総量規制上限まで借入した債務者が銀行で新規で借入することはかなり難しいです。

多重債務者が銀行カードローンで審査に落ちる理由

多重債務で複数の消費者金融から借入がある方が、銀行の審査に落ちる理由は簡単で、銀行は審査において、独自のスコアリングシステムを用いて、申込者に貸付可能かどうか判断しているためです。

総量規制が関係無いからと言って、誰にでも貸付している訳ではないということです。

銀行の中には、総量規制の上限まで借入がある方へは貸付しないと定めている銀行もあります。

なので、総量規制対象外だから多重債務の状態でも借入できると考えるのは大きな間違いであるということがわかります。

銀行によって審査の緩さは違う

銀行のカードローンは、銀行によって審査通過率は大きく異なります。

それは、銀行のカードローンの審査は、保証会社によって行われるからです。

大手の銀行は、保証会社に消費者金融が入っていることが多く、例えば三菱東京UFJ銀行バンクイックならアコム、三井住友銀行カードローンならSMBCコンシューマーファイナンスのように、大手の消費者金融が保証会社として審査を行っているため、審査の通過率は高いと言われています。

なので、銀行カードローンを利用する際は、保証会社を見て判断することで審査に通過する可能性は高くなると言えます。

総量規制対象外で借入するならおまとめローン・借換ローンがおすすめ

上記で説明したように、銀行によって審査の甘さは異なりますが、総量規制対象外だからといって多重債務者が審査申込をしても審査に落とされることが多いでしょう。

ですが、一部の銀行が提供している、おまとめローン・借り換えローンなら審査に通過する可能性が高く、新規の借入ではありませんが、金利を引き下げることで返済の負担を大きく軽減してくれます。

総量規制対象外で新規で借入を希望している方は、恐らく他社の債務の返済資金として借入を希望している方が多いと思うので、おまとめローン・借換ローンを利用して返済することで、延滞にならず、完済することができます。

おまとめローン・借り換えローンを利用する際は、どの業者で申込をしてもいいというわけではありません。

業者選びを間違うと、逆に損をしてしまう可能性もあります。

おまとめローン・借り換えローンについての注意点は、下記のページで詳しく紹介しているのでそちらをご覧下さい。 

cashing-matome.hatenablog.jp