キャッシングのまとめ

キャッシングの勉強用としてキャッシングに関することや金融の知識に関することをまとめています。

専業主婦がキャッシングを利用する際の注意点

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photo by Tax Credits

キャッシングは以前は女性にとって敷居が高く、取り立てなどの不安もあることから、女性にあまり利用されていませんでしたが、最近は、大手の消費者金融は銀行の傘下に入った事や、銀行が一般消費者向けのカードローンに力を入れ出したこともあって、女性の方のキャッシングの利用が増えています。

また、クレジットカードが普及されたことにより、高額の商品でも気軽に買い物ができるようになったという背景もあります。

クレジットカードを使い過ぎたせいで、生活費が足りなくなったり、クレジットカードの支払いができないという理由でのキャッシングの利用が過半数を占めるというデータも出ています。

また、最近は高額の商品をクレジットカードではなく、カードローンを契約して借入して購入するという方も増えているようです。

(参考 : 消費者ローン利用者・利用経験者の借入に関する意識調査 )

こういった現状は、専業主婦の方も例外ではなく、ついつい買い物をし過ぎたり、生活費の補填を目的としてキャッシングを利用する専業主婦の方は多数います。

しかし、2010年に貸金業法によって総量規制が定められたことで、専業主婦の方がキャッシングを利用することが非常に難しくなりました。

総量規制については、詳しくは下記のページで説明しています。

cashing-matome.hatenablog.jp

 ここでは簡単に説明すると、総量規制によって年収の3分の1以上の借入ができなくなったため、所得が無い専業主婦の方は消費者金融から1円もお金を借入することができなくなってしまいました。

これは法律で定められているため、絶対に専業主婦の方が消費者金融で借入することはできません。

総量規制の例外貸付として、配偶者を含めた年収で貸付することも可能なのですが、それでは旦那の名義で借入することと同義になるため、今は消費者金融は専業主婦の方の申込自体を受け付けていません。

これは消費者金融に限らず、信販会社など、いわゆるノンバンクと言われる業者は全て適用され、クレジットカードのキャッシング枠も該当します。

この総量規制によって、専業主婦の方はお金を借入することが非常に難しくなったのですが、実は全く借り入れができないという訳ではなく、銀行のカードローンは専業主婦でも借入できるケースがあります。

銀行カードローンは総量規制の対象外

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、銀行や信用金庫など、金融機関のカードローンは総量規制対象外で借入することができます。

先ほどの総量規制は、貸金業法で定められたものなので、消費者金融や信販会社など、貸金業法に基づいて営業している業者は守る必要がありますが、銀行は銀行法に基づいて融資を行うため、総量規制とは関係がない貸付となっています。

そのため、専業主婦の方でも、銀行の独自の審査で融資が可能と判断されれば、借入することができるのです。

ただ、注意が必要なのは、銀行は独自審査で融資の可否を判断するため、消費者金融のように、「総量規制の対象内であれば貸付する」というスタンスは取っていません。

そのため、専業主婦への貸付は不可としている銀行や信用金庫はたくさんあります。

(パート・アルバイトをしている主婦の方なら貸付OK)

なので、専業主婦の方でキャッシングを希望されている方は、銀行の中で、更に専業主婦への貸付を積極的に行っているカードローンを選ぶ必要があります。

大手の銀行の中で、専業主婦でも借入がOKと言われている金融機関は下記の銀行です。

以上の銀行カードローンは、専業主婦の方でも借入可としています。

申込時に旦那さんに保証人になってもらう必要もないため、家族にバレずに借入できるカードローンですので、専業主婦の方で、旦那さんに内緒で借入を希望している方は、上記の銀行カードローンを利用することで安全に借入することが可能です。